制作 クリスマス
- 2018.12.13 Thursday
- 23:12
制作
ユメ小規模保育園です
今日の夕方前、保育園近くの外にいました。
そうしますと、10m先位にお年寄りの方がおられました。
気にせず、作業をしていますと、近くに寄って来られました。
「保育園の方ですか?」
「気分が悪いです」
「〇〇病院に行きます」
・・・
おばあさんが、歩ける状態ではなくなりました。
少しの時間休憩されていました。
少し落ち着きましたので、手を貸して歩いて、病院の方に向かいました。
途中で歩けなくなりました。
おんぶしますので、乗って下さいと背中を出しますと、いいですと。
少し歩いて、移動しました。
はあはあ、息が切れておられました。
ちょうど、ブロック2段位の場所がありましたので、そこで、おばあさんが座られました。
救急車を呼ぶほどでもないと判断しました。しかし、歩ける状態ではありません。
タクシー会社に電話しました。今、車が近くにはいないということでした。
体を悪くされているお年寄りがいますので、何とか早く来て頂くようにお願いしました。
タクシーを待っていました。
ここの近くを保護者の方が車で通られました。多分、おばあさんは座られていたので見えなかったのではないでしょうか?
こんな所に立って何をしているのかと思われたかも知れません。(タクシーを待っていました)
携帯に電話がかかってきました。タクシー会社からです。
今から、行きますのでと。
財布を持っていなかったのですが、名刺入れに何千円か入れていましたので、助かりました。
おばあさんを後ろの座席に乗って頂き、私は前の座席に。
病院に着きました。
タクシーのお金を支払い、病院の受付まで、おばあさんを連れて行きました。
受付の方に、見ず知らずですが、・・・・と説明し、病院を後にしました。
おばあさん、お体大丈夫でしたでしょうか?
後の事は、わかりませんので。
何か月か前、ブログを書きました。
左膝が痛くて、大阪まで仕事で出ていたことがあります。
途中で歩けなくなりました。熱も出てきました。
地下鉄で、30代位の女性から声をかけて頂き、肩を貸して頂きました。
ホームの上のエスカレータを昇るところまで、一緒に歩いて頂きました。
阪急電車内では、10代後半の女性が遠くから席を立たれて、私に座るように声をかけて頂きました。
このお二人の優しさは、今でも忘れられません。感謝です。
「ザ・日本人」 和の心を感じました。人間的に素晴らしいです。
今日は、私が、この前の恩返しです。
困っている、おばあさんの力に少しはなれたかも知れません。
恩を送るということでしょう。
見返りは求めません。
日本人ですので。
お金ではなく、『徳』の貯金が出来たかも知れません。
自分の”心”(目に見えない部分)に大きな財産になります。
この今日の内容が、「道徳」の話、授業が出来るのではないでしょうか。
教科書を使わなくても、身近に材料があります。
「道端でおばあさんが、体調が悪くしんどそうにされていました。」
「あなたならどうしますか?」 このように問題提起できます。
問答も出来ます。
・・・
これが、本当の「教育」ではないでしょうか。
人間教育です。
知識教育ではなく。